TOTOウォシュレットの便座交換、できる?費用相場からDIYまで徹底解説!
「TOTOのウォシュレットが壊れちゃったけど、便器ごと交換しなきゃダメなの?」
「便座だけ交換できるなら、費用を抑えたいな…」
TOTOのウォシュレットは、日本のトイレの定番ですよね。もしウォシュレットの調子が悪くなったり、新しい機能のモデルに買い替えたいと思ったりしたとき、「便座だけ交換できるの?」と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ご安心ください!TOTOのウォシュレットは、ほとんどの場合、便座のみの交換が可能です。便器そのものを取り替える必要はありません。この記事では、ウォシュレットの便座を交換できるケースとできないケース、気になる費用相場、そして自分で交換する場合と業者に依頼する場合のポイントまで、TOTOウォシュレットの便座交換に関する情報を網羅して解説します。
ウォシュレットの便座、交換できる?できない?タイプ別の確認ポイント
TOTOのウォシュレット便座を交換する際、まず確認すべきは現在お使いのトイレのタイプです。
1. 便座と便器が「分離型」の場合(ほとんどが交換可能!)
現在お使いのウォシュレットが、便器の上に便座が乗っている**「分離型」**のタイプであれば、基本的に便座のみの交換が可能です。TOTOのウォシュレットは、この分離型が多く、故障時や買い替え時に便座部分だけを交換できる設計になっています。
見分け方: 便座と便器の間に隙間があり、便座の下側(裏側)から固定されているボルトやナットが見えるのが一般的です。
このタイプであれば、新しいウォシュレット便座を選んで交換するだけで、機能が向上したり、見た目が新しくなったりします。
2. 便座と便器が「一体型」の場合(交換が難しいケースも)
TOTOの一部のトイレには、便座と便器が一体となっている**「一体型」**の製品があります。このタイプの場合、ウォシュレットの機能部分だけを交換するのが難しい、あるいはできない場合があります。
見分け方: 便座と便器の継ぎ目がほとんどなく、全体的にすっきりとしたデザインが特徴です。例えば、「ネオレスト」などの高機能モデルに一体型が多いです。
一体型の場合、ウォシュレット部分の故障や買い替えの際には、便器ごと交換が必要になる可能性が高いです。購入前にメーカーや業者に確認することをおすすめします。
費用はどれくらい?ウォシュレット便座交換の費用相場
ウォシュレットの便座交換にかかる費用は、主に「ウォシュレット本体の価格」と「工事費用」の2つで決まります。
1. ウォシュレット本体の価格
TOTOのウォシュレット本体の価格は、搭載されている機能によって大きく幅があります。
ベーシックモデル(貯湯式など): 35,000円〜60,000円程度
基本的な洗浄機能、暖房便座、脱臭機能などが中心です。
高機能モデル(瞬間式、自動開閉、オート洗浄など): 60,000円〜130,000円以上
使用する時に水を温める瞬間式は、節電効果が高いですが本体価格は高めです。
人感センサーによる自動開閉、使うたびに自動で便器を洗浄する機能、便器きれい機能など、TOTO独自の様々な高機能が搭載されています。
ポイント: 貯湯式は本体価格が安い傾向にありますが、常に水を温めているため電気代は高めです。瞬間式は本体価格は高めですが、必要な時だけ水を温めるため電気代を抑えられます。どちらを選ぶか、使用頻度や重視するポイントで検討しましょう。
2. 工事費用(業者に依頼する場合)
専門業者にウォシュレットの便座交換を依頼する場合、取り付け工賃が発生します。
一般的な取り付け工賃: 15,000円〜20,000円程度が相場です。
追加費用が発生するケース:
コンセントの増設や移設が必要な場合(電気工事士の資格が必要な作業です)。
止水栓の交換など、給水管の追加工事が必要な場合。
既存のウォシュレットの処分費用(工賃に含まれることもあります)。
早朝・深夜や休日の作業。
特殊な設置状況(例: 和式トイレからの交換など)。
総額の目安:
ウォシュレット本体価格と工事費を合わせると、約50,000円〜150,000円以上が一般的な総額相場となります。
自分で交換する?業者に依頼する?それぞれのメリット・デメリット
ウォシュレットの便座交換は、自分で行うことも、専門業者に依頼することも可能です。それぞれのメリットとデメリットを比較してみましょう。
1. 自分で交換する場合(DIY)
メリット:
費用を抑えられる: 工事費用がかからないため、本体価格のみで交換できます。
自分のペースで作業できる: 業者との日程調整が不要です。
デメリット:
専門知識と工具が必要: 水道工事の基礎知識や、モンキーレンチ、ドライバーなどの工具が必要です。
水漏れのリスク: 接続が不十分だと水漏れの原因になります。
故障のリスク: 不適切な取り付けは、ウォシュレット本体の故障につながる可能性があります。
時間と手間がかかる: 慣れない作業のため、時間がかかったり、途中でトラブルが発生したりすることも。
メーカー保証の対象外になる可能性: 自分で取り付けた場合の不具合は、メーカー保証の対象外となることがあります。
DIYが向いている人:
DIY経験が豊富で、水回りの作業に慣れている人。
時間に余裕があり、自分で費用を抑えたい人。
トラブル発生時に自己責任で対応できる人。
2. 専門業者に依頼する場合
メリット:
安心・確実な取り付け: 専門知識と技術を持ったプロが作業するため、水漏れや故障のリスクが低いです。
スピーディーな作業: 短時間で交換が完了します。
万が一のトラブルにも対応: 業者保証やアフターサービスを受けられる場合があります。
古いウォシュレットの処分も任せられる: 手間なく処分してもらえます。
デメリット:
費用がかかる: 本体価格に加えて工事費用が発生します。
日程調整が必要: 自分の都合と業者のスケジュールを合わせる必要があります。
業者依頼が向いている人:
水回りの作業に不安がある人。
確実に、安全に交換したい人。
時間がない人、手間をかけたくない人。
保証やアフターサービスを重視する人。
業者選びのポイントと見積もりの取り方
業者に依頼する際は、いくつかのポイントを押さえて、信頼できる業者を選びましょう。
1. 複数の業者から見積もりを取る
最低でも2〜3社から見積もりを取り、料金やサービス内容を比較検討しましょう。見積もりは無料のところが多いです。
2. 料金体系が明確か
「作業工賃」「本体価格」「出張費」「処分費」など、内訳が明確に提示されているか確認しましょう。追加料金が発生する可能性がある場合は、その条件も事前に確認しておくことが大切です。
3. 資格や実績があるか
給水装置工事主任技術者などの資格を持ったスタッフが在籍しているか、実績が豊富かなども確認ポイントです。TOTO製品の取り扱いに慣れている業者を選ぶと安心です。
4. アフターサービスや保証の有無
万が一の不具合に対応してくれる保証制度や、取り付け後のアフターサービスがあるかどうかも重要です。
まとめ:TOTOウォシュレットの便座交換、賢く選んで快適なトイレを!
TOTOウォシュレットの便座交換は、ほとんどのケースで可能です。費用はかかりますが、新しい機能で快適性が向上したり、節電効果の高いモデルにすることで長期的な電気代を抑えられたりといったメリットもあります。
まずはご自宅のトイレが「分離型」か「一体型」かを確認しましょう。
予算やDIY経験に合わせて、自分で交換するか、業者に依頼するかを検討してください。
業者に依頼する場合は、複数の見積もりを取り、信頼できる業者を選ぶことが大切です。
この記事が、あなたのTOTOウォシュレット便座交換の疑問を解消し、より快適なトイレ空間を手に入れるための手助けになれば嬉しいです。