みんな大好き!とろとろ美味しい「基本の親子丼」失敗しない作り方
家族みんなが大好きな「親子丼」。とろとろの卵と、だしが効いた甘辛い鶏肉がご飯にしみて、一口食べると幸せな気持ちになりますよね。でも、「お店みたいに美味しく作れない」「卵がうまく固まらない」なんてお悩みはありませんか?
ご安心ください!今回は、栄養士の視点も取り入れた、基本だけど失敗しない「親子丼」の作り方をご紹介します。ちょっとしたコツを押さえれば、あなたも今日から親子丼名人!ぜひ、今夜の食卓に、愛情たっぷりのとろとろ親子丼を並べてみてくださいね。
用意するもの(2人分)
- 鶏もも肉:1/2枚(約150g)
- 玉ねぎ:1/4個
- 卵:3個
- 三つ葉(お好みで):適量
【A】調味料
- だし汁:150ml(だしの素を溶いたものでもOK)
- 醤油:大さじ2
- みりん:大さじ2
- 砂糖:小さじ2
失敗しない!とろとろ親子丼の作り方
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下準備をしよう
- 鶏もも肉は余分な皮や脂を取り除き、一口大に切ります。鶏肉の味がしっかり出るように、少し大きめに切るのがおすすめです。
- 玉ねぎは薄切りにします。繊維に沿って切ると煮崩れしにくく、食感が残ります。
- 卵はボウルに割り入れ、菜箸で「黄身と白身を軽く混ぜ合わせる程度」に溶きます。混ぜすぎるととろとろ感がなくなるので注意してください。白身の塊が少し残っているくらいが理想です。
- 三つ葉は2〜3cmの長さに切っておきます。
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だしを煮立たせ、具材に味を染み込ませる
- フライパン(または小さめの鍋)に【A】の調味料を全て入れ、中火にかけます。
- 煮立ったら、鶏肉と玉ねぎを加えます。
- 鶏肉に火が通り、玉ねぎがしんなりするまで、蓋をして5分ほど煮ます。鶏肉から美味しい旨味が出るので、焦らずじっくり煮込んでくださいね。
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卵でとじる!とろとろの秘訣
- 蓋を取り、鶏肉と玉ねぎに火が通っていることを確認します。
- 溶いた卵の約2/3量を、回しながら全体に流し入れます。
- 卵の周りが固まり始めたら、残りの1/3量の卵を、具材の上に点々と落とすように流し入れます。
- 蓋をして、卵がお好みの固さになるまで30秒〜1分ほど弱火で蒸らします。
- 半熟がお好きなら、白身がうっすら固まり、黄身はまだとろとろの状態ですぐに火を止めましょう。
- しっかり火を通したい場合は、もう少し長めに蒸らしてください。
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盛り付けよう!
- 丼にご飯をよそい、火を止めた親子丼を滑らせるように乗せます。
- お好みで三つ葉を散らせば、彩りも栄養バランスもアップ!
美味しさアップのコツとアレンジ
- 鶏肉は皮付きがおすすめ:皮から出る脂が、だしと合わさってコクと旨味をアップさせます。気になる場合は、軽く焼き色をつけてから煮込むと香ばしさが増します。
- 卵は2回に分けて入れる:これがとろとろ卵の最大の秘訣!1回目で全体を包み込み、2回目でとろけるような半熟感を演出できます。
- 火加減は「弱火〜中火」で:強火だと卵が固くなりすぎてしまうので、優しく火を通すのがポイントです。
- 薬味で風味をプラス:三つ葉の他に、刻み海苔や七味唐辛子、粉山椒などを加えると、さらに風味豊かな親子丼になります。
- アレンジも楽しい!:
- 玉ねぎの代わりに、長ねぎやえのき茸などを加えても美味しいです。
- 鶏肉を豚肉に変えれば「他人丼」、牛肉なら「牛とじ丼」に早変わり!
まとめ
基本の調味料とちょっとしたコツで、誰でも簡単にとろとろ美味しい親子丼が作れます。特別な材料は不要なので、ぜひおうちで挑戦してみてくださいね。家族の「美味しい!」の声が聞けること間違いなしです!