【長さ別】自分の髪の毛はどのくらい?ヘアスタイルの基準と実例

 

美容院で「どのくらいの長さにしますか?」と聞かれて、「だいたいこれくらい…」と曖昧に伝えていませんか?実は、髪の毛の長さには、私たち美容師が共有する明確な基準があるんです。その基準を知っておけば、イメージ通りのヘアスタイルをオーダーしやすくなりますし、自分に似合う長さを見つけるヒントにもなりますよ。

今回は、ショートからロングまで、一般的な髪の毛の長さの基準を、写真や実例を交えながら詳しくご紹介します。自分の髪の長さがどのくらいか、そして次にどんなスタイルに挑戦してみたいか、ぜひ参考にしてみてくださいね。


髪の毛の長さは大きく分けて5種類!

髪の毛の長さは、大きく分けて以下の5つのカテゴリーに分類されます。それぞれの長さには、さらに細かな目安があります。

  1. ベリーショート
  2. ショート
  3. ボブ
  4. ミディアム
  5. ロング

では、それぞれの長さが具体的にどのあたりを指すのか、詳しく見ていきましょう!


1. ベリーショート

ベリーショートは、耳やうなじがすっきりと見える、最も短いスタイルです。

  • 基準:
    • 耳が完全に出るくらいの長さ。
    • 襟足(えりあし)も短く、首筋がしっかり見える。
    • 前髪も短めにすることが多い。
  • 特徴:
    • 顔の輪郭やパーツが強調され、シャープで知的な印象を与えます。
    • お手入れが楽で、乾かす時間も短いのが魅力。
    • 髪の毛の量が少ない方や、襟足の浮きが気になる方にもおすすめ。
  • 似合う人: 小顔の方、首が長い方、クールな印象にしたい方。

2. ショート

ショートは、ベリーショートよりも少し長めで、首元に少し髪の毛がかかるかかからないか程度の長さです。

  • 基準:
    • 耳たぶが隠れるくらいの長さ。
    • 襟足が首に触れる程度、または少し浮くくらい。
    • 前髪の有無や長さで雰囲気が大きく変わります。
  • 特徴:
    • 活発でフレッシュな印象を与えつつ、女性らしさも残せるバランスの良い長さ。
    • スタイリング次第で、キュートにも大人っぽくもなれます。
    • 髪質を選びにくく、幅広い層に人気です。
  • 似合う人: どんな顔型にも比較的似合いやすく、首のラインをきれいに見せたい方。

3. ボブ

ボブは、切りっぱなしのラインが特徴的な、首元から肩までの長さのスタイルです。

  • 基準:
    • 顎(あご)のラインから肩につくくらいの長さ。
    • 切りっぱなしのラインが基本ですが、レイヤー(段)を入れることで軽さを出すこともできます。
  • 特徴:
    • 清潔感と上品さがあり、年齢を問わず人気のスタイル。
    • 内巻きや外ハネなど、スタイリングのバリエーションが豊富
    • 首元がすっきりするため、タートルネックなどの洋服も映えます。
  • 似合う人: 丸顔の方には縦のラインを強調する長めボブ、面長の方には横幅を出す短めボブなど、顔型に合わせて調整しやすい。

4. ミディアム

ミディアムは、肩につくか少し超えるくらいの、結べる長さのスタイルです。

  • 基準:
    • 肩につく〜鎖骨(さこつ)くらいの長さ
    • 一つに結んだり、ハーフアップにしたりできる。
  • 特徴:
    • アレンジの幅が非常に広いのが最大の魅力。アップスタイルからダウンスタイルまで楽しめます。
    • 大人っぽさと可愛らしさの両方を表現できる。
    • 伸ばしかけの途中でも、おしゃれを楽しめます。
  • 似合う人: どんな顔型にも似合いやすく、ヘアアレンジを楽しみたい方。

5. ロング

ロングは、鎖骨よりも長く、胸元やそれ以上に伸びたスタイルです。

  • 基準:
    • 鎖骨よりも長く、胸元くらいからそれ以上の長さ。
    • パーマや巻き髪で華やかな印象にすることも、ストレートで清楚な印象にすることも可能。
  • 特徴:
    • 女性らしさや優雅さを最大限に引き出せる長さ。
    • ヘアアレンジのバリエーションは無限大。
    • 前髪の有無や、レイヤーの入れ方で印象が大きく変わります。
  • 似合う人: 縦のラインを強調したい方、エレガントな雰囲気にしたい方。

自分の理想の長さを伝えるコツ

美容院でなりたいイメージを伝える際には、これらの基準を参考にしながら、具体的な写真を見せたり、指で長さを示したりすると、より正確に伝わります。

「鎖骨くらいの長さで、毛先は少し軽くしたいです」といった具体的な指示ができれば、美容師もあなたの理想に近づけることができます。

自分の髪の毛の長さの基準を知ることで、ヘアスタイルの選択肢がもっと広がり、新しい自分を発見できるかもしれませんね。ぜひ、次の美容院でのオーダーに役立ててみてください!

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