産後3日目、胸がカチカチで寝れない…その原因と対処法


産後、母乳の分泌が始まる時期に、胸がカチカチになったり、痛みを感じることが多くあります。特に産後3日目に、胸が張って寝れないほどの不快感に悩まされるママも少なくありません。
そんな症状は「乳腺がうっ血している状態」であることが多いですが、どうしてこうなるのでしょうか?そして、どのように対処すればよいのでしょうか?

この記事では、産後3日目に胸がカチカチで寝れない原因と、その対処法について詳しく解説します。


産後3日目の胸がカチカチになる理由

1. 母乳の分泌が始まる

産後すぐに、ホルモンの影響で母乳の分泌が始まります。赤ちゃんが吸うことで、母乳が供給されますが、赤ちゃんの吸う力が十分でないと、乳腺に母乳がたまり、胸が張ってカチカチになってしまうことがあります。

2. 乳腺のうっ血

産後3日目には、母乳の分泌が急激に増えるため、乳腺にうっ血が起こりやすくなります。乳腺がうっ血すると、胸の中に母乳が溜まり、痛みを伴ってカチカチになることがあります。この状態が続くと、寝れないほどの不快感を引き起こすこともあります。

3. 授乳回数が足りていない

赤ちゃんが十分に母乳を飲まない場合や、授乳間隔が長く開いてしまうと、胸に母乳が溜まりやすくなり、カチカチになってしまいます。特に産後の最初の数日間は、赤ちゃんがまだ授乳リズムを整えていないことが多いため、母乳がうまく排出されずに胸が張りやすくなります。


産後3日目の胸のカチカチ感に対する対処法

1. 頻繁に授乳をする

胸がカチカチになる原因は、母乳が溜まっていることです。頻繁に授乳を行うことで、母乳が適切に排出され、胸の張りを軽減することができます。赤ちゃんが泣いたら、できるだけ早く授乳することを心がけましょう。もし赤ちゃんがうまく飲めない場合は、手で絞るか、搾乳器を使用して母乳を排出するのも効果的です。

2. 温かいタオルで胸を温める

母乳が溜まってカチカチになった胸を温めることで、乳腺が緩み、母乳の排出が促進されます。温かいタオルやお風呂を利用して、胸を優しく温めると、痛みが軽減することがあります。温かさが心地よく、リラックスすることもできるので、授乳前に試してみましょう。

3. マッサージを行う

温かいタオルで胸を温めた後、優しくマッサージをしてみましょう。乳腺を刺激することで、母乳がスムーズに排出されやすくなります。痛みが強い場合は、無理にマッサージせず、優しく行ってください。また、乳腺が硬くなっている部分を軽く押しながらマッサージすることで、カチカチ感を和らげることができます。

4. 横向きで寝る

胸が張って寝れない場合、横向きで寝ると少し楽になることがあります。仰向けで寝ると胸に圧がかかり、痛みが強く感じることがありますが、横向きで寝ると胸への負担が軽減され、少し楽に感じることができます。枕を使って体勢を調整してみてください。

5. 授乳後に冷やす

授乳後に胸が痛くなることもあります。冷たいタオルや氷袋を使って胸を冷やすことで、痛みや炎症を和らげることができます。冷やすことによって血流が良くなり、乳腺のうっ血が改善されることもあります。


まとめ|産後3日目の胸がカチカチで寝れない場合はどうするべきか?

産後3日目に胸がカチカチになる原因は、母乳の分泌が始まることや乳腺のうっ血が関係しています。この症状は多くのママが経験するもので、適切に対処すれば改善されることが多いです。
授乳を頻繁に行ったり、温かいタオルで胸を温めたりすることで、胸の張りや痛みを軽減することができます。また、寝る姿勢や冷やす方法も試してみるとよいでしょう。

もし症状が改善しない場合や、痛みがひどくなる場合は、専門の助産師や医師に相談することをおすすめします。

産後の体調はとても大切なので、自分に合った方法でリラックスしながら対処していきましょう。

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